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北海道クラシックゴルフクラブは、帝王と呼ばれたジャック・ニクラスが設計した林間コースです。1991年の開場以来、北海道を代表する名門として知られ、木々に囲まれた落ち着いた景観と、高低差をほとんど感じさせないフラットな地形が特徴になっています。新千歳空港から車で約20分という立地も大きな魅力で、飛行機で北海道に降り立ってそのままラウンドに向かえます。本記事では、このコースの成り立ちとレイアウトの特徴、アクセス、季節ごとの事情、予約の考え方を公式情報をもとに整理します。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 北海道クラシックゴルフクラブ |
| 所在地 | 〒059-1434 北海道勇払郡安平町早来富岡406番地 |
| 開場 | 1991年(平成3年)6月8日 |
| 設計 | ジャック・ニクラス |
| ホール数 | 18ホール |
| パー | 72 |
| 全長 | 7,059ヤード |
| コースタイプ | 林間(高低差8m) |
なお、名称は「ゴルフ倶楽部」ではなく「ゴルフクラブ」が正式です。検索するときに間違えやすいので覚えておくと便利です。
北海道には観光と組み合わせて楽しむリゾート型のコースが数多くありますが、このコースは観光施設に併設された行楽向けのコースではなく、ゴルフそのものを目的に訪れる性格のコースです。
ジャック・ニクラスが設計したコース
ジャック・ニクラスは、メジャー18勝という記録を持つ史上屈指のゴルファーであり、引退後はコース設計家としても世界中で作品を残しています。
このコースは、ニクラスが自身の故郷をイメージして設計したと言われています。そのため、日本のコースでありながらどこか北米的な雰囲気を持つと評されることがあります。日本によくある丘陵造成型のコースとは成り立ちが異なり、もともとの林と地形を生かした林間レイアウトになっています。大規模な造成で山を削って作られたコースとは、フェアウェイの流れ方や木々の配置がまったく違います。
ニクラス設計のコースは一般に、フェアウェイの狙いどころが明確で、そこを外すと次打が難しくなるという構造を持ちます。やさしく見えるホールほど、実は置き場所が限定されているということが起こります。距離で押すより、どこに置くかを考えさせるタイプの設計です。
林間コースは、左右を木々に挟まれるため、実際よりも視覚的に狭く感じられます。実際のフェアウェイ幅は十分にあっても、プレッシャーで振り切れなくなることがあります。狙いどころを決めてから打つという手順を守るだけで、結果はかなり変わってきます。
名門コースの設計思想という点では、芥屋ゴルフ倶楽部や六甲国際ゴルフ倶楽部にも通じるものがあります。
高低差8mという意味
コースタイプの欄にある「高低差8m」は、このコースを理解するうえで重要な数字です。
18ホールを通じての高低差がわずか8mということは、ほぼ平坦だということです。日本の丘陵コースでは高低差が50mを超えることも珍しくないため、これは体感として大きな違いになります。打ち上げのホールで飛距離が落ちたり、左右の傾斜でボールが流れたりという、地形由来のミスがほとんど起きません。
高低差がほとんどないことには、プレーヤーにとって次のような利点があります。
- 打ち上げ・打ち下ろしの距離補正をほとんど考えなくてよい
- 番手選びが素直で、距離計の数字をそのまま信じられる
- 傾斜からのショットが少なく、素直なライから打てる
- 歩いても疲れにくい
- 1日を通して体力の消耗が小さく、後半までリズムを保ちやすい
逆に言えば、地形による難易度の上乗せがないぶん、設計そのものの妙で難しさが作られているということでもあります。
傾斜対応が必要ないぶん、純粋に狙いどころとクラブ選択の勝負になります。傾斜地の打ち方はゴルフ傾斜の打ち方で解説していますが、このコースではその出番が少なくなります。

7,059ヤードをどう捉えるか
バックティーの7,059ヤードはトーナメント級の距離ですが、一般のゴルファーがこの距離から回る必要はありません。
複数のティーイングエリアが設定されているため、自分の飛距離に合った位置から始めれば、難易度は大きく変わります。表示された最長距離だけを見て敬遠しないことが、名門コースを楽しむコツです。
飛距離の目安はゴルフ飛距離アップの方法やゴルフヘッドスピードの平均で確認できます。
実務的な目安としては、ドライバーの平均飛距離が200ヤード前後であれば、6,000ヤード台前半のティーを選ぶのが妥当です。無理に後ろから打つと、1ホールごとに残り距離が長くなり、結果として進行も遅れます。
アクセス
北海道の名門コースとしては珍しく、空港からのアクセスが非常に良好です。
| 出発地 | 所要時間・距離 |
|---|---|
| 新千歳空港 | 車で約20分(約16km) |
| 道央自動車道・千歳IC | 約18km |
| JR南千歳駅 | タクシーで約15分 |
新千歳空港から車で20分という距離は、道外から訪れる人にとって大きな意味を持ちます。到着日の午後にそのままラウンドという行程が組めるためです。
北海道のゴルフ場には、空港や市街地から1時間以上かかるところも少なくありません。移動だけで半日を使ってしまうことを考えると、この20分という数字は日程の組みやすさに直結します。
ただし公共交通機関だけで到着することはできないため、最終的にはレンタカーかタクシーが必要になります。人数が集まるならレンタカーが現実的です。クラブを持って移動したくない場合はゴルフ宅急便の使い方も参考にしてください。
北海道でラウンドする季節
北海道のゴルフは、本州とはシーズンの考え方が大きく異なります。
| 時期 | 状況 |
|---|---|
| 4月〜5月 | シーズン開幕の時期。肌寒い日もある |
| 6月〜8月 | ベストシーズン。本州の猛暑を避けられる |
| 9月〜10月 | 紅葉の時期で景観が良い。朝晩はかなり冷え込む |
| 11月〜3月 | 積雪のためクローズするコースが多い |
訪れる時期によって、同じコースでもまったく違う印象になります。新緑の6月と紅葉の10月では、景色も空気もかなり変わります。
最大の魅力は夏の快適さです。本州が35度を超えるような時期でも、北海道であれば過ごしやすい気温でプレーできます。熱中症のリスクを気にせず18ホールを回れるのは、想像以上に大きな違いです。真夏の本州では後半に体力が尽きてスコアを崩すことがよくありますが、その心配がほとんどありません。
一方、朝晩の冷え込みは本州の感覚とは別物です。夏でも朝のスタート時は肌寒く感じることがあるため、脱ぎ着できる薄手の一枚を持っていくと安心です。防寒の考え方は冬のゴルフ服装完全ガイドが参考になります。
予約と料金の考え方
北海道のゴルフ場は、本州とは料金の動き方が異なります。
- シーズンが限られる:雪のため冬季はクローズするコースが多い
- オンシーズンは予約が埋まりやすい:夏の土日はとくに競争率が上がるため早めの確保を
- 夏の需要が集中する:観光シーズンと重なり、料金が上がりやすい
- 曜日による差:平日と土日祝の差は本州と同様にある
- 夏でも涼しい:本州が猛暑の時期でも快適にプレーできる
- 早朝スタートが快適:日の出が早く、明るい時間帯が長く続く
7月から8月にかけては、暑さを避けて本州から訪れるゴルファーも多くなります。この時期に確実に予約したいなら、早めに動くのが得策です。
正確な料金と営業期間は、予約する時点の掲載情報で確認するのが確実です。楽天GORAで空き状況と料金を確認すると、日付ごとのプランをまとめて比較できます。
予約全般のコツはゴルフ場予約のコツ、当日の天候確認はゴルフ場の天気の調べ方にまとめています。
北海道クラシックゴルフクラブのQ&A
Q. 設計者と開場はいつですか?
A. 設計はジャック・ニクラスで、開場は1991年(平成3年)6月8日になります。18ホール・パー72、全長7,059ヤードの林間コースとなっています。
Q. コースの特徴は何ですか?
A. 高低差がわずか8mというフラットな林間コースです。打ち上げ・打ち下ろしの補正や傾斜からのショットが少なく、狙いどころとクラブ選択で勝負するタイプの設計になっています。
Q. 空港からどれくらいかかりますか?
A. 新千歳空港から車で約20分、距離にして約16kmです。JR南千歳駅からはタクシーで約15分となります。公共交通機関だけでは到着できないため、レンタカーかタクシーが必要です。
Q. 初心者でもプレーできますか?
A. 複数のティーイングエリアがあるため、自分の飛距離に合った位置から回れます。平坦で傾斜からのショットが少ないぶん、丘陵コースより初心者には扱いやすい面もあります。
Q. ベストシーズンはいつですか?
A. 6月から8月です。本州が猛暑の時期でも涼しくプレーでき、熱中症のリスクを抑えられます。ただし人気の時期でもあるため、土日を狙うなら早めの予約をおすすめします。
Q. 冬でもプレーできますか?
A. 北海道のゴルフ場は積雪のため冬季はクローズするのが一般的です。営業期間は年によって変わるため、予約時に確認してください。
Q. 予約は取りやすいですか?
A. 夏のオンシーズン、とくに土日は競争率が上がります。新千歳空港から近く道外からの利用も多いため、日程が決まっているなら早めに押さえるのが確実です。平日であれば比較的余裕があります。
まとめ
- ジャック・ニクラスが設計し、1991年6月に開場した北海道の林間コース
- 18ホール・パー72、全長7,059ヤードのチャンピオンシップコース
- 高低差わずか8mのフラットな地形で、傾斜によるミスが起きにくい
- 正式名称は「ゴルフ倶楽部」ではなく「ゴルフクラブ」である点に注意
- 新千歳空港から車で約20分、距離にして約16kmという好立地
- 冬季はクローズが一般的。営業期間は事前に確認しておく
- ベストシーズンは6月から8月。夏の土日は早めの予約が安心
空港から20分で名匠設計のコースに立てる、というのは全国的に見ても恵まれた条件です。フラットで歩きやすく、夏でも涼しい環境がそろっているため、ラウンドそのものに集中できます。北海道でのゴルフを計画するなら、最初の候補に入れておく価値があります。