※本記事には広告(アフィリエイトリンク)を含みます。
琉球ゴルフ倶楽部は、沖縄県南城市にある27ホールの大規模なゴルフ場です。毎年3月には日本女子プロゴルフツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が開催され、その年の女子ツアーがここから始まります。国内女子ゴルフを見ている人なら、3月に必ず目にするコースです。テレビで見たことのあるコースで実際にプレーできるのが、このコースの最大の魅力です。27ホールという規模、高麗グリーン、フラットな地形と、本州のコースとは違う条件もそろっています。本記事では、琉球ゴルフ倶楽部のコース構成と特徴、アクセス、予約の考え方を公開情報をもとに整理します。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所在地 | 〒901-0608 沖縄県南城市玉城字親慶原1番地 |
| 開場 | 昭和52年(1977年) |
| 設計 | 梅澤弘 |
| ホール数 | 27ホール(西コース・東コース・南コース) |
| パー | 108(各コース36) |
| 総距離 | バック10,535Y/レギュラー9,747Y/レディース8,796Y |
| グリーン | 高麗(1グリーン) |
| 地形 | フラット |
| 面積 | 約116万m² |
総距離10,535ヤード、パー108という数字だけ見ると圧倒されますが、これは27ホール全体の合計です。実際のラウンドでは3コースのうち2つを組み合わせて18ホールを回ります。予約するときにどの組み合わせになるかは、その日の運営によって決まるのが一般的です。
27ホールという構成の意味
西・東・南の3コースがあり、それぞれがパー36の9ホールで構成されています。
18ホールを回る場合、このうち2コースを選ぶことになります。つまり「西+東」「東+南」「南+西」という3通りの組み合わせが成立し、行くたびに違うラウンドが体験できます。
コースの規模は約116万m²。これは東京ドーム約25個分にあたる広さで、ホール間がゆったりと確保されています。
27ホールという構成には、実用上の利点もあります。18ホールのコースに比べて同時に受け入れられる組数が多く、予約が取りやすい傾向があるということです。観光シーズンでも比較的枠を見つけやすいのは、遠方から計画を立てる側にとってありがたい条件です。
また、スタート時間が3つのコースに分散されるため、混雑による進行の停滞も起きにくくなります。前の組が詰まって待たされる時間が短くなれば、それだけリズムよく回れます。ラウンドの所要時間についてはゴルフラウンド時間の目安にまとめています。
ダイキンオーキッドレディスの舞台
琉球ゴルフ倶楽部を有名にしているのが、このトーナメントです。
ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメントは日本女子プロゴルフ(JLPGA)ツアーの開幕戦で、毎年3月上旬にこのコースで開催されます。冬の間試合がない女子ツアーが、沖縄から新シーズンを始めるという位置づけです。
トーナメント開催時は、27ホールのなかから18ホールを組み合わせて6,610ヤード・パー72のセッティングで行われます。普段のプレーとは異なる設定ですが、プロが戦った同じフェアウェイを歩けるのは大きな価値があります。
トーナメントコースでプレーできるという点では、福岡の芥屋ゴルフ倶楽部も同様です。
なお、トーナメント直前の時期はコース整備が入るため、通常営業の状況が変わることがあります。3月に訪れる予定があるなら、開催日程を確認しておくと計画が立てやすくなります。

高麗グリーンという特徴
本州から訪れる人がまず戸惑うのが、グリーンです。
このコースは高麗芝の1グリーンです。本州で主流のベントグリーンとは性質が異なります。
- 芝目が強い:芝の生えている方向によって、同じ傾斜でも転がりがはっきり変わる
- 順目は速く、逆目は遅い:傾斜だけを読むと大きく外してしまう
- やや重め:ベントグリーンに慣れていると、ショートしやすい傾向があります
対策はシンプルで、芝目を見る習慣をつけることに尽きます。光って見える方向が順目、黒っぽく見える方向が逆目です。キャディが付く場合はラインを確認しておくと確実です。
慣れていない人ほど、最初の数ホールは大きくオーバーしたりショートしたりします。ただ、これは実力不足ではなく単に条件が違うだけです。前半で傾向をつかめば、後半には合わせられるようになります。
スコアの組み立て方はゴルフ100切りの方法にまとめていますが、慣れないグリーンではパット数が増えることを前提に考えておくと気が楽になります。
フラットな地形
地形はフラットに分類されています。沖縄のコースは海沿いの起伏をイメージされがちですが、ここは違います。
平坦であることの利点は次のとおりです。
- 打ち上げ・打ち下ろしの距離補正が少なくて済む
- 傾斜からのショットが減り、素直なライから打てる
- 歩く負担が小さい
傾斜地への対応はゴルフ傾斜の打ち方で解説していますが、このコースではその出番が限られます。そのぶん、自分の本来の力がそのまま出やすいコースだとも言えます。
一方で、沖縄特有の要素として風があります。遮るものが少ない地形では、海からの風がショットに影響します。当日の風はゴルフ場の天気の調べ方で確認しておきましょう。
アクセス
| 出発地 | 所要時間 |
|---|---|
| 那覇空港 | 車で約35分 |
| 南風原北IC(那覇空港自動車道) | 車で約10分 |
注意したいのが渋滞です。平日の11時〜14時頃は那覇市内が混みやすく、1時間以上かかる場合があります。 土日は比較的スムーズとされています。
飛行機で到着してそのまま向かう場合は、時間に余裕を持たせてください。レンタカーの手続き時間も計算に入れる必要があります。観光シーズンの那覇空港はレンタカーカウンターが混雑し、受け取りだけで30分以上かかることもあります。
前日に沖縄入りして、翌朝そのまま向かうという行程が最も安全です。
沖縄でラウンドするときの注意点
本州から訪れる場合、気候の違いが影響します。
- 紫外線が強い:曇りの日でも日焼けします。日焼け止めと帽子は必須と考えてください
- 夏場は暑さ対策が最優先:水分補給をこまめに行い、早朝スタートを選ぶのが有効
- 台風シーズン:夏から秋にかけては台風の影響で中止になる可能性があります
- 冬でも半袖は難しい:12月〜2月は風が冷たく、薄手の長袖があると安心
とくに台風は、飛行機ごと計画が飛ぶ可能性があります。キャンセル規定は予約時に必ず確認してください。天候による中止とキャンセル料の関係はゴルフ場の天気の調べ方で整理しています。
服装の基本はゴルフの服装完全ガイドにまとめています。沖縄でもドレスコードの考え方は本州と変わりません。
予約と料金の考え方
沖縄のゴルフ場は、本州とは季節の動き方が逆になる面があります。
- 冬でもプレーできる:本州がオフシーズンの時期に需要が高まる
- 年末年始とゴールデンウィーク:観光需要と重なり料金が上がりやすい
- 梅雨は本州より早い:沖縄の梅雨は5月から6月中旬ごろが目安です
- 3月はトーナメント期間:前後は混み合いやすい
- 夏は暑さ対策が必須:早朝スタートのプランを選ぶのが有効です
料金はシーズンと曜日で変動するため、予約時点の掲載料金を確認するのが確実です。楽天GORAで空き状況と料金を確認すると、日付ごとのプランをまとめて比較できます。
クラブを持って飛行機に乗りたくない場合はゴルフ宅急便の使い方、予約全般はゴルフ場予約のコツを参考にしてください。
琉球ゴルフ倶楽部のQ&A
Q. 何ホールありますか?
A. 27ホールです。西コース・東コース・南コースの3つがあり、それぞれパー36の9ホール構成です。18ホールを回る場合は、このうち2つを組み合わせます。
Q. どんなトーナメントが開催されていますか?
A. 日本女子プロゴルフツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が毎年3月上旬に開催されます。トーナメント時は6,610ヤード・パー72のセッティングで行われます。
Q. グリーンに特徴はありますか?
A. 高麗芝の1グリーンです。ベントグリーンに慣れていると芝目の影響に戸惑いやすく、順目は速く逆目は遅くなります。傾斜だけでなく芝目を読む必要があります。
Q. 那覇空港からどれくらいかかりますか?
A. 車で約35分です。ただし平日の11時〜14時頃は那覇市内が渋滞しやすく、1時間以上かかることもあります。時間には余裕を持たせてください。
Q. キャディは付きますか?
A. プランによって異なります。キャディ付きとセルフの両方が設定されている場合があるため、予約時に内容を確認してください。高麗グリーンに慣れていない場合、キャディ付きのほうがラインを読みやすくなります。
Q. 初心者でもプレーできますか?
A. レディースティーを含む複数のティーが設定されており、地形もフラットなので距離の面では回れます。ただし高麗グリーンと風には慣れが必要なので、スコアは期待しすぎないほうが楽しめます。
Q. 27ホールだと予約は取りやすいですか?
A. 18ホールのコースに比べて同時に受け入れられる組数が多いため、比較的枠を見つけやすい傾向があります。ただし観光シーズンや3月のトーナメント前後は混み合うため、早めの確認をおすすめします。
まとめ
- 沖縄県南城市にある27ホール・パー108の大規模なコース
- 西・東・南の3コースから2つを組み合わせて18ホールを回る仕組み
- JLPGA開幕戦ダイキンオーキッドレディスの舞台として知られる
- 高麗芝の1グリーンで、傾斜だけでなく芝目の影響が大きい
- 地形はフラットで歩きやすいが、遮るものが少なく風の影響は受けやすい
- 那覇空港から車で約35分。平日の昼間は那覇市内の渋滞に注意
本州がオフシーズンに入る時期でも快適に回れるのが沖縄のゴルフです。芝の種類も気候も本州とは違うため、同じゴルフでも新鮮に感じられます。トーナメントコースという話題性もあり、遠征先の候補として検討する価値があります。